祈りの灯火2023

実施日:2023年1月~3月11日



祈りの灯火に関わり続けて長年たち、毎年ネタ切れに焦るシェアピースです。

当日出来上がるシェアクリエイトが昨年は好感触だったので、今年もその方針で考えていました。

そこで考えたのが、木のブロックをつなぎ合わせていくもの。これは昨年末のとあるイベントで展示されていた作品から発想したもので、子どもたちが夢中で遊ぶ様子が印象に残っていたので私たちもやってみたいと思いました。

円形のブロックに凹凸があり組み合わせてつなげることができます。それに紙の花がついています。

ややこじつけですが今年のテーマ「つたえる・つながる・ささえあう」を表現したアートとして当日の会場でお客さんが完成させるようプロジェクト設計しました。

ブロック自体はファブテラスのレーザー加工機を駆使して無限に作れるので、準備段階では単純にブロック遊びとしても楽しめました。

紙の花は復興支援センターにお願いし、利用者さんに作っていただきました。

ご協力ありがとうございました。


3.11当日、絶好の天気。加えて今日は土曜日。多数の来場が見込まれます。

朝から穏やかな雰囲気でボランティアの作業が進みました。

シェアクリエイトも順調。献花の代わりにお客さんがブロックをつなげていきました。

昨年見てくれた人もいて、今年はこう来たかと感心されました。


つたえる・つながる・ささえあう

日が暮れるころには用意した約100個のブロックも使い切り、何かのカタチらしきものが現れました。

計算しきらない、こういう形がシェアクリエイトらしくて気に入っています。

奥の台には昨年作った花のオブジェ。

予想以上に会場にマッチしていたので初の続投となりました。


感想

  • シェアピースの活動頻度は減っているのですが、この日に向けては必ず活動がありますし、祈りの灯火実行委員会のメンバーとも毎年決まった時期に集まることができるので、一定の繋がりを持つという意味でも3.11は大事な日となっています。(日向)
  • 干支が一周しました。これからも犠牲者への祈りを忘れずに行きたいです。(干支の祈り)