羊毛フェルト絵 in てどらんご

実施日:2017年5月13日~14日


鉈屋町で行われる手づくり市「てどらんご」に一年ぶり二回目の参加です。

このイベントは、作家さんの作品はもちろん、会場となる建物や街並みも見どころとなります。

 

シェアピースがブースを出したのはもりおか町家物語館の中で、蔵を改装した素敵なホールでした。

てどらんごの詳細は下の画像をクリック!



ワークショップのチラシ

シェアピースのブース


お客さんに羊毛フェルトの体験をしてもらいながら、イベント期間中に作品の完成を目指します。

 

針で刺すだけで固まっていく羊毛の不思議に子どもたちは興味津々。

 

プスプスする感触が気持ちいいのか、どんどん作業が進みました。


作品1.イヌ

1作品目はイヌです。1日目に作業しました。モデルにした写真の可愛さを再現するべく、モコモコと毛を盛り付けていきます。

作品2.アルパカ

2日目に取り組んだのはアルパカ。羊毛で表現するにはうってつけの題材です。モフモフにしていきましょう!

作品3.岩手県

二日間通して取り組んだ、岩手県のジオラマです。

 

「ここが釜石」「ここが厳美渓」とローカルトーク満載で盛り上がりながら作業しました。

出身地や住んでいる地域を選んで作業する人も。

 


完成

~モフモフ祭り~

イベント二日目の最後、全部出来上がった時の写真です。

それでは、一枚ずつ見ていきましょう!


こっちを見つめてくるような愛くるしい表情を追求しました。今にも動き出しそうです。


見る角度によっても表情が変わります。半立体アートならではの効果ですね。

アルパカさん。眠たそうな目の表現に苦労しました。


斜めから見るとけっこう迫力があります・・・。

そして岩手県。標高によって色を変えています。

中央は北上川の流れる平野。

沿岸はリアス式海岸という入り組んだ地形になっています。

南側から見た岩手県。北上川が平野を作ったことがわかります。内陸の主な都市はこの線上に並んでおり、線路、国道、高速道路が貫いていることから団子に例えられることもあります。

やや海側から見たところ。沿岸と内陸の間には北上山地がそびえています。この地域の固い地盤に着目して、国際リニアコライダーという最先端研究施設を建設する計画も進んでいます。

一番東側に飛び出た半島は魹ヶ崎。本州の最東端です。


てかこれ小学校の勉強にちょうどいいのでは?

6月4日追記 地名と国道追加


最後は恒例、シェアクリオールスターズでの集合写真。

一年前のチャグチャグ兄弟にアニカラ守護神もいて非常にカオスな光景です。


感想

1人1人がやったのは小さな作業ですが、のべ100人以上の人がやることによって大きな作品が出来上がりました。

羊毛フェルトをやっている人は多いと思いますが、たぶんこんなものを作ったのは私達が初めてでしょう。

羊毛フェルトは結構なんでもできるので、これからもシェアクリエイトならではの意外なアプローチであっと驚かせるような作品を作りたいです。(日向)

 

天気としては、2日間ともあまり良くなかったので、完成出来るのか不安な面もありましたが、多くの人に参加していただいたおかげで、作品を完成させることが出来ました。

本当にありがとうございました。

また、参加した人の中には、やっていて「楽しい」や「気持ちいい」等の感想を言っていただけて、こちらとしても嬉しかったです。

今回の作品を通じて、羊毛フェルトやシェアクリエイトというものに、興味を持っていただければと思います。(涼宮)


Special Thanks

イヌを作る際の見本にしたこの写真は、星獣戦隊ギンガマンでギンガピンク・サヤ役を演じた元女優の宮澤寿梨さんの飼い犬ぷぅちゃんの写真を、許可をもらって使用させていただきました。

 

モフモフの体、キレイにトリミングされた髪、クリッとした目玉、まさに羊毛フェルトにピッタリの題材でした。


追記

今回の3作品は、5月20日(土)から6月3日(土)の間、鉈屋町の町家サロンピッピさんで展示されました。